第3号被保険者の見直し慎重に|急激な円高に為替介入か?!

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

第3号被保険者の見直しを慎重に検討

現在の日本の年金制度で採用されている第3号被保険者に対して、自営業者らとの負担格差や扶養内で労働を制限する動きとなる「年収の壁」が指摘されていました。

武見厚生労働相は記者会見で、「よく見極めながら判断したい」と制度の改正について慎重な発言となりました。

以前から話題に挙げられているn分のn乗の採用も検討されるのでしょうか。

n分のn乗は、家族単位の収入を家族の人数で割った額に対して課税等がされる制度で、海外では既に取り入れられている国も多くあるようです。

この制度を採用すれば、現在のような「年収の壁」や第3号被保険者という考え方もなくなり、分かりやすくなるとも考えられます。

為替介入に日銀はノーコメント

今朝未明に、為替相場が一時1ドル=150円台を付けましたが、その後、一時147円台に急激に円高・ドル安に進んだようです。

この為替の変動に対して、政府高官は「ノーコメントだ」としたようですが、多くの人から日銀の円買い介入が入ったという見方となりました。

ただ、現在のようにアメリカの金利が高水準のままであれば、一時的な円高となることは考えられ、再び1ドル=150円台となる日も近いのでしょうか。

国債の表面利率が10年振りとなる0.8%に

財務省が10年物国債の入札で、表面利率を9月までの0.4%から0.8%に引き上げたようです。

今回の利上げは2013年10月以来の10年振りの高水準となり、日本にも金利上昇の波が襲ってきたようです。

最高落札利回りは0.77%と、入札でも表面利率同様10年振りの高水準となったようです。

日本国債の利上げにより、今後は海外資産が日本に入ってくるのでしょうか。

NY株式市場、金融引き締め長期化が意識で3指数共に下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。

ダウ平均株価は、430.97ドル安の33,002.38ドルと33,000ドル台は維持したものの3日続落となりました。

8月の米雇用動態調査で非農業部門の求人数が市場予想の890万人を上回る961万人となり、インフレの鎮静化に時間がかかるという見方が市場に広がり、売りが優勢となったようです。

ここまでくると年内の利下げは難しいという見方となり、来年に入っても春から夏にかけるくらいまで現状が続くのでしょうか。

日経平均株価もNY市場の流れを受け4日続落

昨日の日経平均株価は、521.94円安の31,237.94円と4日続落となりました。

前日のNY市場が米長期金利の上昇や金融引き締めの長期化が意識された軟調な相場だったこともあり、日本市場も売りが優勢となったようです。

為替相場が1ドル=150円近辺と高い水準が続いていますが、日本株買いとはなっていないようです。

今朝未明に行われたとみられる円買い介入が今日の相場にどう影響してくるでしょうか。

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