8月の税収が「法人税の還付」で赤字|9月前半の消費は伸びが鈍化

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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8月の税収が法人税の還付の影響で赤字に

財務省が発表した8月の一般会計税収が4兆6133億円と前年同月比で23%の減少と大きく減少し多様です。

要因には法人税の計算方法が2022年度に変わった影響で、3月期決算法人を中心に中間納付で払いすぎた法人税の還付が増えたことで、132億円の法人税の赤字があったようです。

これまで補助金など多く出していたことで、今後の税収での回収やプライマリーバランスの改善が早期にできるのでしょうか。

9月前半の消費は伸びが鈍化

民間調査によるクレジットカード決済額に基づいた9月前半の消費データが発表されました。

8月後半の6.8%の伸び率から鈍化し、前年同月比の名目で6.1%の増となったようです。

幅広い項目で伸び率が鈍化しているようで、物価上昇の影響も否めないでしょう。

NY株式市場は長期金利が16年振りの高水準で景気悪化を意識

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は先週末から続伸。ダウ平均株価は、74.15ドル安の33,433.35ドルと続落となりました。

長期金利が一時、約16年振りの高水準となり、4.70%を付けたことで、今後の景気鈍化が意識されましたが、FRBの金利水準の維持の見方も広く、売りが多くなったようです。

一方、金利上昇に弱いハイテク株ですが、これまでの売られすぎからかなのか、長期金利上昇でもナスダックやS&P500は上昇しました。

株と債券の交錯がいつまで続くでしょうか。

日経平均はアメリカの金利水準維持へ不安

昨日の日経平均株価は、97.74円安の31,759.88円と3日続落となりました。

アメリカで不安視されていた政府機関の閉鎖が回避されたものの、FRBの金利維持が日本市場にも広がり、先行き不安が高まったようです。

今朝もNY市場では金利上昇による売りも多くなっていることで、日本市場も売り先行で始まるのでしょうか。

ただ米長期金利の上昇で、為替相場が円安・ドル高がさらに加速することも考えられ、日本市場も買い戻しがあるでしょうか。

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