2023年の路線価2年連続で上昇｜6月後半の消費増加でも鈍化

2023.07.04

2023年の路線価が1.5%増と2年連続で上昇

国税庁が2023年分の路線価を発表しました。

全国平均で前年から1.5%増と、2年連続でプラスとなったようです。

47都道府県のうち価格が上昇したのは25都道府県と増え、下落は減少したようで。経済の正常化による人の流れが活発となることから路線価も上昇傾向にあるようです。

民間調査による、クレジットカード決済に基づく6月後半の消費が、前年同期比で3.0%増えたようです。

ただ、5月後半の4.4%増からは増加幅が縮小。経済活動が再開しつつも物価高で消費を抑える傾向も見えてきているのでしょうか。

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。

ダウ平均株価は、10.87ドル高の34,418.47ドルと小幅でしたが3日続伸で終わっています。

金融企業の増配があり買いが多くなったようですが、利益確定売りや短縮取引で売買を控える投資家も多く、小幅な情報となったようです。

明日は、独立記念日で休場となりますが、休場明けは利益確定売り先行で始まるのでしょうか。

昨日の日経平均株価は、564.29円高の33,753.33円と33年振りの高値を更新して終わっています。

日銀短観で、企業の景況感が改善したことが好感され、製造業株などに買いが多く入ったようです。

今朝のNY市場が続伸して終わっていることで、大幅反発後の日本市場にも買いが多くなるのでしょうか。

ただ33,500円の節目を超えていることで利益確定売りも多くなるのでしょうか。