3月の消費支出、実質賃金が減少に|株式市場方向感定まらず

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

3月の消費支出、実質賃金が減少に

3月の消費支出が2か月振りのマイナスになる1.9%減少

総務省が発表した3月の家計調査では、2人以上世帯の消費支出が312,758円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.9%減少したようです。

消費支出がマイナスになるのは2か月振りとなり、食料や通信の消費が減少して消費支出を押し下げたようです。

物価高などで消費を抑える傾向になっているようです。

4月5月は行楽シーズンともなることで、再び消費支出はプラスになるのでしょうか。

3月の実質賃金は2.9%の減少に

厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査では、1人当たりの賃金が物価変動の影響を除いた実質で前年同月比で2.9%の減少となり、12か月連続で減少が続いているようです。

減少幅は前月から横ばいとなっているようで、名目賃金が増えてきていることで、実質の減少が鈍化しているのでしょうか。

株式市場方向感定まらず

NY株式市場、CPIを前に手控えムード

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。ナスダックとS&P500は反落となりました。

ダウ平均株価は、56.88ドル安の33,561.81ドルと前日から続落となりました。アメリカの債務上限問題や銀行への不安、消費者物価指数(CPI)の発表前に、積極的な売買を手控えるムードも広がったようです。

発表されるCPIが再び上昇傾向にあれば、FRBによる金融引き締めの長期化がさらに意識され、リスクオフムードとなってくるのでしょうか。

日経平均株価、前日のNY市場のハイテク株の流れ

昨日の日経平均株価は、292.94円高の29,242.82円と1日にで29,000円台を回復して終わっています。

前日のNY市場でダウ平均株価は反落しましたが、ナスダックとS&P500が続伸し、とくにハイテク関連株の買いが優勢だったことを受け、日本市場でもハイテク株が買われたようです。

朝方、発表された経済指標が悪い結果でしたが、前日に29,000円を割り込んだこともあり、買い戻しの動きがあったのでしょうか。

今日は、NY市場が3指数共に下落していることやアメリカのCPIの発表を見極める動きも考えられ、反落となるのでしょうか。

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