米消費支出物価指数5.0%に鈍化|IMFの2023年の日本の成長率予想1.3%に下方修正

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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米消費支出物価指数5.0%に鈍化

注目されているアメリカの消費支出物価指数が発表されました。

前月から比べて5.0%上昇となり、1月からの伸び率の5.3%から鈍化しました。

市場予想に対しても0.1ポイント下回る、インフレ抑制効果が出ているのでしょうか。

IMFの2023年の日本の成長率予想1.3%に下方修正

国際通貨基金(IMF)が対日経済審査の年次報告書を公表し、2023年の経済成長率を1.3%予測に1月時点から0.5ポイント下方修正しました。

金融政策に対して、「緩和的な姿勢が引き続き適切」とした上で、今後のインフレに備えた修正案も提案したようです。

2月有効求人倍率1.34倍に低下、中国地方は2か月連続低下

厚生労働省が発表した、2月の有効求人倍率が1.34倍と前月から0.01ポイント低下したようです。

有効求職者数は1,858,599人と前月から1.6%増え、有効求人数の伸び率を上回る増加だったようです。

失業率も2.6%と上昇し、5か月振りの悪化となったようです。

経済の正常化による求人数の回復もそろそろ一服してきているのでしょうか。

私の居住地である中国地方では、1.56倍と全国平均よりは高くなっていますが、前月から0.06ポイント低下し、2か月連続の低下となったようです。

NY株式市場、消費支出物価指数の伸び率鈍化で安心感

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。

ダウ平均株価は、415.12ドル高の33,274.15ドルと33,000ドル台を回復して3日続伸しました。

注目されていた米消費支出物価指数が市場予想を下回ったことで、FRBの利上げペースの鈍化や長期化への警戒感が後退したことで、買いが優勢となったようです。

まだFOMCの次回会合まで時間がありますが、今後の経済指標や銀行の経営不振が気になります。

日経平均株価、28,000台回復で反発

昨日の日経平均株価は、258.55円高の28,041.48円と28,000円台を回復して反発しました。

アメリカの金融システム不安が後退したことで、日本市場にも安心感が広がったようです。ただアメリカの経済回復期待からの債券価格の下落は世界的に広がっていると思われ、日本にも銀行の経営不振の問題が出てこないでしょうか。

今朝のNY市場が大きく続伸していますが、週明けの日本市場は買い先行で続伸となるのでしょうか。

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