消費者心理3か月連続で悪化|アメリカの消費者物価は2か月振りに鈍化

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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消費者心理3か月連続で悪化

内閣府が発表した11月の消費動向調査では、消費者心理を表す消費者態度指数が28.6と3か月連続で悪化しました。

消費者心理の基調判断も「弱まっている」と2か月連続で下方修正されています。

資源高や円安で購買意欲が低下してきていることが確認できましたが、アメリカの利上げペースの縮小が期待され円高に振れてきていることが、今後、どう影響してくるでしょうか。

アメリカの消費支出物価は2か月振りに鈍化

米商務省が発表した10月の消費支出物価指数が前年同月比で6.0%と高い上昇でしたが、9月からの伸びから鈍化しています。

ガソリン価格が落ち着いてきていることもあり、前月の6.3%の上昇から0.3ポイント低下したようです。

消費支出物価指数も鈍化していることで、FRBの利上げペースの縮小へさらに期待が高まりそうです。

NY市場、ダウは利益確定売りに押される

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は続伸。

ダウ平均株価は、194.76ドル安の34,397.96ドルと34,000ドル台は維持しましたが、3営業日振りの反落となりました。

雇用統計の発表を控えて、これまでの続伸で利益確定売りが優勢となったようです。ただパウエルFRB議長の講演の内容を受け、利上げペースの縮小への期待は高く、雇用統計の結果が悪化しているようであれば、再び買いが戻ってくるのでしょうか。

日経平均株価、前日のNY市場の結果を受け反発

昨日の日経平均株価は、257.09円高の28,226.08円と28,000円台を回復して終わっています。

前日のNY市場がパウエルFRB議長の発言で3指数上昇したことで、日本市場にも買いが優勢となったようです。

ただこれまでアメリカの利上げにより、ドルに人気が集まっていましたが、利上げペースの縮小でドルが少し売られてきています。

ただ日本の金融緩和の継続と、アメリカの利上げはまだ継続されると思われるので、金利差はさらに広がっていくでしょうが、どこまで円高になるのでしょうか。

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