為替相場1ドル=140円を切る円高に|米消費者物価指数の結果で利上げペース減速期待

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広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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為替相場1ドル=140円を切る円高に

世界各国の利上げが進む中で、日本は金融緩和の継続が行われ、海外との貨幣価値が大きく変わり、対ドルで1ドル=150円近辺まで進んでいましたが、昨日、アメリカの消費者物価指数が市場予想を下回り、12月のFCOM(米連邦公開市場委員会)で0.5%の利上げが見込まれていましたが、FRB(米連邦準備理事会)は利上げペースを減速させるのではという思惑が広がったようです。

為替相場は8月31日以来となる約2か月振りの1ドル=138円台まで円高に進み、1日で7円も円高になったようです。

今後のアメリカの利上げが減速することで、安くなった日本株に買いが入るのでしょうか。

米消費者物価指数の結果で利上げペース減速期待

NY市場は3指数共に利上げペース鈍化期待で続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸となりました。

前日に米消費者物価指数が発表され、市場予想を下回ったことで、FRBの利上げペースが鈍化し、景気回復に期待が高まったようです。

ダウ平均株価は、前日に1200ドルの上昇の後ということもあり、利益確定売りも多かったようですが、その後は徐々に買い戻しが入ってきました。

終了間際には、売り買い交錯した展開となりましたが、結局32.49ドル高の33,747.86ドルと続伸で終わっています。

ただ物価上昇が一時的に鈍化したからと言って、すぐに金融引き締めを緩めると再びインフレに戻る可能性も高いので、今後は市場に緊張感を戻す行動をFRBはとるのでしょうか。

日経平均株価、前日のNY市場の急伸受け、28,000円台回復

昨日の日経平均株価は、817.47円高の28,263.57円と3日振りの急反発となりました。

前日のNY市場が消費者物価指数の結果を受け、大幅上昇したことを受け、日本市場にも買いが入ったようです。

28,000円を回復するのは9月13日以来の約2か月振りのようです。

今朝のNY市場は続伸していますが、アメリカの利上げペースが鈍化するという思惑で円高に進み、日本市場は、利益確定売りも含めた売り買い交錯の相場となるのでしょうか。

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