世界の通貨供給量が減少始まる|長期金利上昇でリスクオフムードか

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

世界の通貨供給量が減少始まる

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新型コロナウィルスの影響で、世界で金融緩和が行われた半面、行動自粛等で消費活動は低迷してきました。

しかし世界に資金供給量が増えたことで、インフレが起こり始め、年初には有事によりさらにインフレが加速。

経済協力開発機構(OECD)によると、加盟国の企業や家計が保有する現金や普通預金などの「M1」が2022年4月に3年振りに減少に転じたようです。

さらに翌5月も減少し、1980年以降で初めて2ヶ月連続で減少となったようです。

ここにきて世界の金融引締めで利上げもあることで、世界的な資金の回収が顕著に表れているようです。

NY市場、長期金利上昇で反落

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今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落となりました。

利益確定売りも優勢だったようですが、米長期金利の一時2.99%と1ヶ月振りの高水準となったことで、ハイテク株を中心に幅広く売りが出たようです。

今後は、インフレへの不安が和らぎ、世界の中央銀行の金融引締めのペースが緩やかになることが期待されていますが、長期金利の上昇でリスクオフムードとの交錯となるでしょうか。

日経平均株価、前日のNY市場上昇でも続落

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昨日の日経平均株価は、11.81円安の28,930.33円と小幅続落となりました。

NY市場同様に、急上昇したこともあり、利益確定売りが優勢となったようです。さらに米株価指数先物の下落も売り圧力を上げたようです。

今朝のNY市場が反落したこともあり、週明けにはさらに売り圧力が優勢となるのでしょうか。

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