米長期金利2年振りの高水準
アメリカの長期金利が再び上昇してきました。
長期金地の指標となる10年物国債利回りが一時1.93%台となり、2年振りの高水準となりました。雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化が前倒しになるという見方が広がり、債券の売りが広がったようです。
NY市場、ナスダックとS&P500反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数マチマチの結果で終わっています
ナスダックとS&P500は反発、ダウ平均株価は21.42ドル安の35,089.74ドルと続落となりました
長期金利の上昇で金融株に買いが入ったようですが、引けにかけて売りが広がり結局、続落となりました
雇用統計で市場予想を上回っていることで、金融引締めの加速も意識されているのでしょうか
週明けから再び警戒感が強くなりそうです
日経平均株価、米株先物高で反発
昨日の日経平均株価は198.68円高の27,439.99円で終わっています
前日のNY市場が反落していたことで、続落の展開と思われましたが、反落からの買戻しもあったようです。午後にかけては米株の先物が上昇した事などで買いが優勢となり、反発で終わったようです。
国内ではまん延防止等重点措置の延長や緊急事態宣言など、先行き不透明感が高まっていますが、市場はあまり反応していませんね
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