FRB議長記者会見「強力な支援を続ける」
27日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に記者会見を行いました。
「ゼロ金利と資産購入の維持」や「経済回復が完了するまで経済への強力な支援を続ける」と約束し、インフレ目標も「安定的に2%程度を超えるようにする」今後の経済支援に対して、力強い意志を発表しました。
現在、新型コロナウィルスの感染者数は減少傾向になりつつありますが、今後の経済回復への期待どおりとなるでしょうか
男性の育休を2022年4月から企業に周知義務
厚生労働省が、男性の育児休業取得を推進を、対象の従業員に対して、企業が個別に周知し取得を促すように義務付けることを2022年4月から始めるようです。
22年秋頃から産後8週間以内に合計4週間の休みを2回に分けて取得できるようになり、最大4回に分けて取得できるようになるようです
ガソリン価格、9週連続で上昇
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が9週連続で上昇となる1.3円高い1ℓ=138.9円となったようです。
未だに石油元売り各社の卸値の引き上げが小売価格に転嫁されてきているようです。
国内に緊急事態宣言が予定通り2月7日で終了できれば、再び需要も戻るでしょうが、今後のガソリン需要がどこまで伸びるか、上昇がいつまで続くかも注目ですね
日経平均株価、国内外の景気回復期待優勢
昨日の日経平均株価は、国内外の経済回復に対する期待が高まり、89.03円高の28,635.21円と反発となりました。
前日に国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを前回発表から改定し、国内外で成長率を引き上げたことが好感されたようですね
日本も2021年の成長率見通しを3.1%と前回予測から0.8ポイントも上方修正されています
今朝のNY市場は、リスクオフムードが広がり、大幅続落となっていることで、今日の日本市場も期待薄な日となりそうですね
NY市場、3指数共に2%超えの下落
今朝終わったNY株式市場は、パウエルFRB議長の記者会見で、今後の金融緩和を強力に支援するという主旨の記者会見もありましたが、リスクオフムードが高まり大幅続落となっています。
3指数共に2%を超える大幅続落となり、ダウ平均株価は、633.87ドル安の30,303.17ドルと600ドルを超える下落となりました。
航空機大手のボーイングの決算が予想を大幅に下回る数字だったことで、売り圧力が高まったようです。
VIX指数という不安心理を表す別名「恐怖指数」の値も前日から3割弱も高まり29台になり、不安心理が高まったと言われる20を大きく上回っているようです。
今後、リスクオフムードが続き、株式市場も調整が入るでしょうか
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