10月のマネーストック増加で過去最高を更新・10万円給付で年収960万円以上を対象外で合意

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ライフプランに対して、キャッシュフローを作成し、問題点を洗い出し、改善点のアドバイスや資産運用、保険見直し、住宅ローン見直し、終活に関する相談、節約術など総括的にプランニングします。

夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

10月のマネーストック、3.7%増で過去最高を更新

日銀が発表した10月のマネーストックの速報では、現金や銀行などの預金のM3の月中平均残高が前年同月比で3.7%増加し1522兆2000億円と過去最高を更新したようです。

伸び率は前月から横ばいだったようですが、市中にお金が増えているのは間違いないようですね

M3からゆうちょ銀行を除いたM2は前年同月比で4.2%増となり、M3に国債や投資信託を加えた「広義流動性」では前年同月比で5.0%増えているようです。

最近の株高で投資している資産が増えているのも見えます

10万円給付で960万円以上の年収世帯は対象外で合意

10万円給付の内容は合意していましたが、年収制限については調整が続いていました。しかしそれ程時間を要さずに960万円以上の年収世帯を対象外にする案が合意されました。

これで年内の給付が現実となりそうですね。

コロナで生活が困窮している世帯には、とても有難い給付となるのでしょう

事業者向け給付金決定

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昨年は事業者向けに持続化給付金が支給されましたが、岸田内閣は今年も同等の給付金を支給する事を決めました。

事業規模に応じて最大で250万円の給付金の支給となり、個人事業主は最大で50万円となるようです。

今年11月から来年3月までの5ヶ月分の売り上げ減少額を一括給付

2019年から2021年までのいずれかの同じ月と比べて1か月の売り上げが30%以上の減少した事業者が対象となるようです。

日経平均株価、4日続落

NY市場に比べ、軟調に推移している日経平均株価は昨日も続落となりました。

178.68円安の29106.78円と29000円は維持しましたが、4日続落となりました。

前日のNY市場が3指数共に反落した事やアジアの株式市場も軟調に推移したことで、日本市場にも不安が広がったようです。

今朝もNY市場が続落となっていることで、今日の日本市場も期待薄となりそうです

消費者物価が高騰でNY市場続落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落で終わっています。

ダウ平均株価は、240.04ドル安の36079.54ドルと大きく続落しています。

米労働省が発表した1982~1984年を100とした10月の消費者物価指数の上昇率が前年同月比で6.2%増と9月の5.4%増から加速していることで、警戒感が高まったようです。

消費者物価は1990年11月以来31年振りに6%台となり、6カ月連続で5%以上の伸びとなっています。

この物価上昇で、金融緩和から金融引き締めが早まる可能性があることや消費活動が後退する可能性もあり、経済活動の正常化の前に景気後退への不安も高まりそうです。

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