アメリカ長期金利、急上昇でNY市場反落
先日、米連邦準備理事会(FRB)がゼロ金利を続ける姿勢を示した事で、安心感が広まりましたが、逆効果ともなっていますね
債券が売られ再び長期金利が急上昇し、1.75%と約1年2ヶ月振りの高水準となったようです。
これで株式市場に資金が流れれば良かったのですが、株式市場でも今後のインフレ懸念が高まり、数年後の利上げの見方も強まったようで、一時はプラスで推移していたNY株式市場も3指数ともに反落となりました
ダウ平均株価は、153.07ドル安の32,862.30ドルと前日に33,000ドルを始めて超えましたが、再び32000ドル台へ戻っていま。
今後、FRBが公開買い付けなどを行う可能性があるのかも注目ですね
フィラデルフィア製造業景況感、48年振りの高水準
アメリカフィラデルフィア連邦準備銀行が発表した、3月の製造業景況指数が51.8と前月から28.7ポイントと急上昇したようです。
上昇は2ヶ月振りで、1973年4月以来47年11ヶ月振りの高水準となったようです。
ワクチンの普及による経済回復へ期待が高まっているのが分かります。
日経平均株価、30000円を回復したが・・・
昨日の日経平均株価は、302.42円高の30,216.75円と2月18日以来1ヶ月振りの高値を付けました
前日にFRBがFOMCでゼロ金利政策を維持する姿勢を示した事で、NY株式市場が上昇し、日本市場にも安心感が広がったようです。
取引時間中には、30,485円を付ける場面もあったようですが、利益確定売りも出たようですね。
週末の今日は、今朝のNY市場が反落した事や長期金利が上昇していることで、さらに利益確定売りが優勢となりそうですね
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