2024年の出生率が3年連続で過去最低を更新|ガソリン価格が1年3カ月振りの安値に

時事

2025.06.05

person holding baby s feet



2024年の出生率が3年連続で過去最低に

厚生労働省が2024年の人口動態統計を発表。

2024年の出生数が統計のある1899年以降で初めて70万荷を割る、前年から5.7%減となる686,061人となったようです。

合計特殊出生率も1.15と3年連続で過去最低を更新し、前年から0.05ポイント低下しました。



ガソリン価格が1年3カ月振りの安値に

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が、1ℓ=174.3円と6週連続で低下し、2024年3月18日以来の約1年3カ月振りの安値水準になりました。

現在は1ℓ=7.4円の補助額ですが、5日からは9.4円、12日からは10円と補助額が増えることで、今後も値下がりに期待できるでしょうか。



NY株式市場、ハイテク株の買いは継続

今朝終わったNY株式市場は、ハイテク株の多いナスダックとS&P500は続伸。

ダウ平均株価は、91.90ドル安の42427.74ドルと5営業日振りの反落となりました。

トランプ大統領が、再び鉄鋼とアルミニウムに対する25%の追加関税を50%に引き上げるとしたことで、不安が高まり、雇用統計で雇用者数が市場予想を大きく下回ったこともあり、ダウは反落となったようです。

米連邦準備理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済活動は「わずかに還俗した」と総括し、見通しも「わずかに悲観的」とまとめたことも不安材料となったようです。

ただ、ハイテク株には依然として買いが入っていたことで、ダウは下値は限定的に、ナスダックとS&P500は続伸となったようです。



日経平均株価、半導体買いが広がり4日振りの反発

昨日の日経平均株価は、300.64円高の37,747.45円と4営業日振りの反発で終わっています。

前日のNY市場が3指数共に上昇したことや為替相場が1ドル=144円台まで円安・ドル高が進んだこともあり、買いが広がったようです。

前日までに1,000円程度の下落もあったことで、買戻しの動きもあったようです。

ただ為替相場が再び1ドル=142円台まで円高・ドル安が進んでいることや、今朝のNY市場でダウ平均が反落したこともあり、今日のに日経平均は軟調となるのでしょうか。


吉野裕一

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