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景気判断が1年半振りに引き下げ
財務相が全国財務局長会議で10月の経済情勢報告をまとめました。
全体の景気判断が1年半振りに引き下げ、総括判断が7月の前回の判断の「持ち直し」の表現をいじしながら「供給面での制約などもあって、そのテンポが緩やかになっている」と加えたようです。
行動制限が解除されてきている中で、店舗が緩やかになっているのは自主制限を保っているのでしょうか
今後の景気回復とコロナの感染状況が気になります。
ガソリン価格が一段と高く
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週から2.7円高くなり、1ℓ=167.3円と8週連続で高くなっています。
原油価格の騰勢が強くなっています。原油価格の上昇はガソリンだけではなく、これからニーズが多くなる灯油やビニール製品などにも影響してきます。これから冬にかけて家計の圧迫となり消費活動が縮小してしまうのでしょうか
NY市場、若干の軟調に
今朝終わったNY株式市場は、3指数マチマチでしたが、ナスダックがほぼ変わっていませんが僅かにプラス、ダウ平均株価とS&P500は反落となりました。
ダウ平均株価は、266.19ドル安の35490.69ドルで終わっています。
業績予想が嫌気されたクレジットカード会社が全体を押し下げたようです。また債券市場で長短金利差が縮小した事で、金融株の売りも出たようです。
今後、決算発表も終わると年末商戦への期待が高まってくるでしょうか
日経平均、利益確定売りが優勢でも
昨日の日経平均株価は、7.77円安の29098.24円と小幅反落となりました。
前日に大きく上昇した後ということもあり、利益確定売りが優勢となったようです。ただ国内企業の業績が良かったことや前日のNY市場が過去最高値を更新していたこともあり、下値は限定的となったようです。
昨日が小幅な反落であったことやNY市場が軟調な事で、今日も引き続き利益確定売りが優勢となるでしょうか