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雇用調整助成金の助成率100%へ
田村厚生労働相は、新型コロナウィルスの影響で主にサービス業を中止とした解雇を食い止めるために、雇用調整助成金の助成率が100%となる対象の要件を緩和するようです。
中小企業や経営が厳しい大企業で2021年1月8日以降に解雇していなければ100%助成の対象と緩和しました。
解雇をした企業に対しては、80%助成率となるようで、解雇をした企業としていない企業で差をつけて助成する方向となったようです。
新型コロナウィルスで経済は落ち込んでいますが、貯蓄率が高くなっていることで、新型コロナウィルスの収束となると、経済活動も一気に回復する可能性もあり、少しでも失業者が少なくなれば、更に景気回復への期待も高りそうですね
2020年の消費支出、最大5.3%の落ち込み
総務省が発表した2020年の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出が月額で277,926円と、物価変動の影響を除く実質で前年から5.3%の減少となったようです。
減少は2年振りとなり、2001年から最大の落ち込みとなったようです。
また2020年12月の消費支出も実質で前年同月比0.6%減と、市場予想の2.3%と予想よりは減少は限定的となり、前月からは0.9%増となったようです。
通常の消費ではなく、12月のイベントを巣籠り消費で行われていたと思いますが、いつもよりも高額なものを購入したりしている傾向にあったのでしょうか
日銀が国内株の最大保有者
2020年12月時点で、日銀が初めて国内株の最大の保有者となったようです。
国内最大の保有者であった年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を上回ったようです。
日銀は金融緩和政策で上場投資信託(ETF)の買入を実施していることで、国内最大の保有者となったようです。
昨年の下落時からの買入もあり、現在の高騰で資産残高も増えているのでしょうね
今後の景気回復が期待出来れば、このETFの吐き出しもあり、お金の引き上げによる金利上昇へのシフトも難しくなりそうですね
日経平均、好業績買いで大幅反発
昨日の日経平均株価は、決算発表が相次ぐ中で、業績見通しを上方修正した銘柄を中心に買いが入り、437.24円高の28,779.19円と大幅反発しました。
新型コロナウィルスの収束が見えてきていることや、前日のアメリカの経済指標も好調だったことで、今後の景気への期待も高まっているのでしょうね。
まだ実体経済が回復はしていないものの、期待からの買いが多くなっていますが、今後は景気回復を織り込んで、大きなサプライズがなければ失望となるのか、景気回復に素直に反応するのでしょうか
ナスダックとS&P500過去最高値連日で更新、ダウも続伸
今朝終わったNY株式市場は、追加経済対策が成立に向けて前進していることが伝わり、続伸となっています。
ナスダックとS&P500は過去最高値を連日で更新し、ダウ平均株価は、92.38ドル高と過去最高値に迫る勢いで続伸しましたが、週末という事もあるのか利益確定売りで上値が抑えられたのでしょうか
ただ続伸で終わったNY市場を受けて、週明けの日本市場は29,000円を試す展開となるのか注目ですね