実質成長率下方修正|消費者物価指数が4カ月連続で上昇

時事

2024.09.21

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目次

民間調査の実質成長率予想が前回から下方修正

民間「NEEDS」が内閣府が発表した2024年4∼6月の国内総生産(GDP)の2時速報値を織り込んだ予想が、2024年度の実質成長率が0.6%、2025年度が0.8%の見通しとなり、1時速報値から小幅に下方修正となったようです。

物価高によって、消極的な消費になっていることが影響しているのでしょうか。

消費者物価指数4カ月連続で上昇

総務省が発表した、8月の消費者物価指数(CPI)が、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数で、2020年を100として108.7と、前年同月比で2.8%の上昇となっています。

上昇は4カ月連続で、コメやチョコレートなどの食材や電気代が上がったようです。

コメは、渡航客の増加によって、寿司人気が高まっていることがあるのでしょうか。またなかなか下がらない電気代も影響しているようですね。

NY株式市場、ハイテク株買われてもナスダックとS&P500は反落

今朝終わったNY株式市場は、FRBの利下げが決まり、ハイテク株が買われていますが、ナスダックとS&P500は反落しました。

ダウ平均株価は、38.17ドル高の42,063.36ドルと過去最高値を更新して終わっています。

全体的にハイテク株が買われたようですが、利益確定売りも広がったようで、ナスダックとS&P500は反落となったようです。

日経平均、海外株高で3日続伸

昨日の日経平均株価は、568.58円高の37,723.91円と3日続落となりました。

アメリカのFRBが利下げを決め、欧米株式市場が上昇したことを受けて、日本市場にも期待が高まったようです。

日銀の金融政策決定会合の結果の発表もありましたが、ネガティブな内容もなく現状維持だったことで、相場は安定していたようです。

日本は再び3連休となるので、月曜日のNY市場がどう動くのか注目ですね。

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