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6月の外食売り上げ31カ月連続で増加
6月の外食売上高が前年同月比12.4%増と、31カ月連続でプラスとなったようです。
前年に比べて土日が1日多かったことや梅雨入りが遅れたこと、訪日客が増えたことなどが増加要因のようです。
客単価も5.9%増で33カ月連続で伸びているようで、やはり物価高の影響もあるのでしょうか。
アメリカのGDP2.8%に再び加速
今後のアメリカの金融政策に関係する米実質国内総生産(GDP)の速報値が米商務省から発表されました。
注目はFRBの金融引き締めでGDPの鈍化となるかですが、前期比で年率換算2.8%増と、1~3月期の1.4%から倍となり、再び加速したようで、個人消費が底堅くなっているようです。
今後、再び上昇傾向となるのでしょうか。
NY株式市場、GDPの結果を受けダウは反発
今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は続落、ダウ平均株価は、81.20ドル高の39,935.07ドルと40,000ドル台の回復とはいかなかったものの、反発して終わっています。
株式市場はGDPの再加速を受けて、景気後退への不安が払しょくされ、景気の底堅さへ期待が高まったようで、ダウの出遅れ銘柄に買いが入ったようです。
ただハイテク株の割合の高いナスダックやS&P500は、売りが続いたようです。
GDPの再加速は逆に言えば、インフレ要因も考えられるため、再び利下げ後退へつながるのでしょうか。
日経平均株価、前日のNY市場の結果や円高で大幅続落
昨日の日経平均株価は、前日のNY市場の結果を受けたこともあり、1285.34円安の37,869.51円と今年最大の下落率で終わっています。
前日まで6日続落でしたが、NY株式市場のハイテク株売りや利下げ時期への意識が高まりドル売りが入ったことで円高となり、7日続落となったようです。
今朝のNY市場がダウだけが反発していますが、これまでの下落幅が大きくなったことで、買戻しがどれくらいになるのでしょうか。