4月の月例報告4か月連続で据え置き
政府が4月の月例経済報告をまとめ、国内の景気判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直しをしている」と4か月連続で同じ表現で判断を据え置いています。
個人消費についても「緩やかに持ち直している」と判断を10か月連続で据え置いて、サービス関連の消費が回復をけん引していることや外食での消費も回復してきているようです。
3月の外食売上18.8%増
民間調査の3月の外食売上高が前年同月比で18.8%増となったようです。
コロナによる行動制限が緩和され、企業の送迎会や宴会が増えているようで、反動もあるのか、コロナ前からも1.5%増えているようです。
NY株式市場、地銀の資金流出へ不安高まる
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落となり、ダウ平均株価は、344.57ドル安の33,530.83ドルと3営業日振りの反落となりました。
決算発表が本格化する中で、地銀が発表した決算で大規模な預金流出が明らかになったことで、市場に不安が高まったようです。
また民間調査会社による4月の消費者信頼感指数も前月から2.7ポイント低下し、101.3と市場予想も下回ったことも拍車をかけたようです。
日経平均株価、好調な決算を受け小幅続伸
昨日の日経平均株価は、26.55円高の28,620.07円と小幅続伸で終わっています。
日本でも企業決算が発表され、好決算企業の発表で買いが優勢となったようです。
一時は年初来高値を超える場面もあったようですが、高値圏にあることで利益確定売りも多くなったようです。
今日はNY市場が軟調な結果で終わっていることやドル安に進んでいることで、売り先行で始まるのでしょうか。