2月の消費がコロナ前から10%強の増加|2月の派遣社員の時給が過去最高を更新

時事

2023.03.16

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2月の消費がコロナ前から10%強の増加

民間企業がクレ時とカード決済額に基づき2月後半の消費データを公表しました。

2016~2018年の同期の平均の消費に比べて10.3%増加したようです。

特に外食を中心にしたサービス支出の回復が増加をけん引したようです。

2月の派遣社員の時給が過去最高を更新

民間の人材派遣会社が発表した2月の派遣社員の募集時平均時給が、三大都市圏で前年同月比37円高くなり1657円と2.3%の増加、4か月連続で過去最高を更新したようです。

営業や販売、サービス系が訪日外国人(インバウンド)や観光需要の回復で時給も高くなっているようです。

ガソリン価格、167.4円と横ばい

資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリンの全国平均とうとう価格が前週から横ばいの167.4円だったようです。

このところの為替相場の落ち着きなどで、ガソリン価格も落ち着いてきているようでしょうか。16日から1週間の補助額は17.1円とまだ高い額となっています。

アメリカの銀行破綻による円高が、いつ頃にガソリン価格に影響してくるでしょうか。

NY株式市場、利上げペース鈍化観測でナスダックは続伸

今朝終わったNY株式市場は、ダウ平均株価とS&P500は反落、ハイテク株の多いナスダックは3日続伸となりました。

アメリカの銀行の経営破綻に継ぎ、スイスのクレディ・スイス・グループの経営不振が伝わり、NY市場でも売りが優勢となったようです。

ダウ平均株価は、280.83ドル安の31,874.57ドルと反落で終わっています。今後の金融システムについての不安も高まり、一時は720ドル程度まで下落する場面もあったようです。

日経平均株価、小幅反発で終わる

昨日の日経平均株価は、7.44円高の27,229.48円と小幅に反発。

前日にNY市場が反発したことを受けて、日本市場にも買いが先行したようです。ただ、今後の銀行などへの不安もあるのか、上値は限定的となっています。

今朝のNY市場が軟調に終わっていることで、日本市場も今日は売り先行で始まるのでしょうか。

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