マクロ経済スライドを前倒しで終了か|ダウ平均、反発で始まるも長期金利上昇で続落

時事

2022.09.28

目次

マクロ経済スライドを前倒しで終了か

厚生労働省が現在、施工されているマクロ経済スライドを前倒しで終了することを検討しているようです。

もともと国民年金(基礎年金)は、少ないがさらにマクロ経済スライドで、給付水準が減少してしまうと、老後の暮らしの基盤にならないとみられ、国民年金のマクロ経済スライドを今の物価水準で月5万円以上を維持する考えのようです。

その代わり、厚生年金の比例報酬部分のマクロ経済スライドを2025年に終了予定だったものを延長する案も出ているようです。

ダウ平均、反発で始まるも長期金利上昇で続落

white android tablet turned on displaying a graph
Photo by Burak K on Pexels.com

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックは6営業日振りの反発、ダウとS&P500は6日続落となりました。

取引開始直後は、これまでの下落もあり、買い優勢で始まりましたが、長期金利の上昇とともに株式市場は売りが優勢となりました。

ダウ平均株価は、125.82ドル安の29,134.99ドルと3日連続で年初来安値を更新

今後もFF金利の引き上げと、株式に資金が戻れば金利上昇となり、株が売られるという相場が続くでしょうか。

日経平均株価、4日振りの反発でも

person using macbook pro on table
Photo by Anthony Shkraba on Pexels.com

昨日の日経平均株価は、140.32円高の26,571.87円と4日振りの反発となりました。

前日に700円超えの急落もあり、買い戻しの動きが優勢となったようです。また先週サプライズの円買い介入がありましたが、今後の日米をはじめとする日本と海外との金利差が意識され、1ドル=145円台に戻りつつある為替相場で輸出株の自動車株の買いが多かったようです。

今朝もNY市場が軟調だったこともあり、今日は利益確定売りも優勢となるでしょうか。

この記事をシェアする