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世界各国で政策金利0.75%引き上げ
世界の経済を左右するアメリカ経済が注目されていますが、7月のFOMCでFF金利を0.75%引き上げることが確実視され、1%も視野に入っています。
そんな中で、フィリピンやチリなどの政策金利も0.75%の利上げが決まったようです。
世界的なインフレによる各国の中央銀行の金融引締めが行われ、今後の経済鈍化への不安も高まってきます。
バイト募集時時給、2ヶ月連続で過去最高に
民間企業の発表した三大都市圏の6月のアルバイト・パート募集時平均時給が、前年同月比で1.8%高くなる20円高の1,127円となったようです。
特に飲食店の時給が46円と4.5%と高く、これから夏休みに向けたレジャー関連も求人が活発になっているようです。
今後の経済の正常化が進めば、募集時平均時給はさらに高くなる可能性がありそうです。
ダウ平均とS&P500、インフレの加速で続落。ナスダックは反発
今朝終わったNY株式市場は、依然としてインフレ加速に対する不安が高く、ダウ平均株価とS&P500は続落しました。
ただ、ハイテク株の比率の高いナスダックは、半導体関連の企業決算が良かったことで、小反発して終わっています。
ダウ平均株価は、142.62ドル安の30,630.17ドルと5日続落。
7月のFOMCで、0.75%の利上げがほぼ確実視され、さらに1%や1%以上の可能性も意識されているようです。
日経平均株価、円安加速で続伸
昨日の日経平均株価は、164.62円高の26,643.39円と続伸となりました。
アメリカで7月のFOMCを前に、0.75%以上の利上げが確実視されて、ドルに資金が流れていることで1ドル=138円台まで円安が進み、24年振りの円安・ドル高水準となったことで、輸出関連株に買いが入ったようです。
今後も円安が加速する可能性もありますが、次の不安は世界経済の鈍化。
バイデン米大統領は、多少の経済への打撃は容認していると言っていますが、どれくらいの影響が出るでしょうか
国内では、原油高によるエネルギー価格の高騰の対策として原発の稼働を行おうとしているようです。