財務省が10年債利率を7年振りに引き上げ|FRBブレイナード理事資産圧縮を5月にも急ピッチで

時事

2022.04.06

目次

財務省が7年振りに10年債利率を引き上げ

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財務省が10年物国債の入札で、表面利率を0.2%とこれまでの0.1%から0.1%引き上げたようです。

2015年3月以来7年振りの引き上げとなったようで、債券価格の下落による市場金利の上昇を反映した形となったようです。

日本でも今後、利率上昇が進んでいくことが考えられます。

FRBブレイナード理事が資産圧縮を急ピッチにする考え

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米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が資産圧縮について「5月にも急ピッチで始める」と発言。

FRBの今後の金融引締めのペースが速くなることを示唆しました。

景気が金融引締めの影響を吸収できるようであればよいですが、果たしてどうなるでしょうか

NY市場、金融引締めを意識した売り

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今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落

FRBの金融引締めを意識する相場となり、ダウ平均株価は、280.70ドル安の34,641.18ドルと3営業日振りの反落。

前日までに買われたハイテク株の売りが多かったようです。

ロシアのウクライナ侵攻により、資源や食品価格の上昇によるインフレが考えられ、今後の急ピッチな金融引締めで景気後退の可能性も高くなるのでしょうか

2月の現金給与2ヶ月連続プラス・2月の実質消費支出も増

厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査では2月の1人あたりの現金給与総額が269,142円と前年同月比で1.2%と2ヶ月連続でプラスとなりました。

総務省の発表した家計調査の2人以上世帯の消費支出も1世帯あたり250,788円と前年同月比で1.1%増えています。

勤労者世帯の1世帯あたりの消費支出は285,289円と、こちらも前年同月比で0.5%増えています。

これまでの余剰資金が市中に出てきている状態でしょうか

日経平均株価、僅かに続伸

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昨日の日経平均株価は、51.51円高の27,787.98円と小幅に続伸となったようです。

前日のNY市場は上昇を受けた買い相場となりましたが、上値は限定的でした。

今日はNY市場が反落していることや、10年物国債の利率引き上げなど、株式市場にはネガティブな情報も多く、利益確定売りが優勢となるでしょうか

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