ドイツの消費者物価指数28年振りの高水準・NY市場、悪材料が多く大幅下落

時事

2021.10.01

ドイツの消費者物価指数、28年振りの高水準となる4.1%増

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ドイツの連邦統計庁が発表した9月の消費者物価指数の速報値が前年同月比で4.1%上昇し、約28年振りの上げ幅となったようです。

ドイツもコロナの影響により、消費が減少した後の金融緩和などで、金余りであったことや、コロナ収束による経済活動の再開が始まってきているのでしょうか

NY株式市場、債務上限問題など悪材料多く

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今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。

ダウ平均株価は、546.80ドル安の33843.92ドルと大きく反落しました。

先日から注目されている債務上限問題による政府閉鎖やコロナの影響でサプライチェーンという製品などの材料調達から消費までの供給網の混乱、インフレの加速など悪材料が多くなっていることで、リスクオフムードが広がっているようです。

パウエルFRB議長とイエレン税務長官が議会証言で、高水準のインフレが長引く見方を示しています。

高インフレとなると、やはり政策金利の引き上げが強く意識されてきますね

中国経済が電力不足により減速

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中国国家統計局が発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6と1年7か月振りに50を下回ったようです。

大きな要因として、電力不足があり、電力供給を制限している地域もあるようで、電力不足が続くようであれば中国経済が停滞していく可能性が高くなり、世界経済の下押し要因となる可能性も高くなりそうです。

日経平均株価、中国経済不安で続落

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昨日の日経平均株価は、91.63円安の29452.66円と続落となりました。

岸田新総裁となっても、期待は高くないようで、中国の電力不足による経済の停滞への不安が高まり、売りが優勢となったようです。

アメリカの債務上限問題は一時的に回避されそうなことで、不安は少なくなると思われましたが、まだ不安材料も残っていることで、少し市場も軟調になる可能性もありますね

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