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6月の景気一致指数改定値が上方修正
内閣府が発表した、2015年を100とした6月の景気動向指数の改定値では、一致指数で速報値の前月比1.9ポイント上昇の94.0から、前月比2.4ポイント上昇の94.5と上方修正されました。
数か月後の景気を示す先行指数は1.5ポイント上昇の100.4と速報値と変わりませんでしたが、今回の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の拡大が来月の景気動向指数にどう影響してくるでしょうか
NY株式市場、3指数共に続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数ともに続伸。ナスダックとS&P500は連日で過去最高値を更新しています。
ダウ平均株価は、39.24ドル高の35405.50ドルと上値は重かったようですが、続伸となりました。
利益確定売りも多かったようですが、ワクチンの普及による経済活動への期待や政府による大型の財政支出が期待され、買いが広がったようです。
ナスダックとS&P500はそれぞれ、3日と2日連続で過去最高値を更新して、ダウ平均株価は過去最高値近辺に迫っています。
今後の経済活動への期待が再び高まる中で、年内のテーパリングが強く意識されると、利益確定売りが広がりそうですね。
ガソリン店頭価格、3週間ぶりに値下がり
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=158.2円と3週間ぶりに値下がりしました。
原油の生産量が減少し、卸値の引き下げが店頭価格に反映されてきたようです。
今後の行動制限の中で、ガソリン価格は再び下落していくでしょうか
日経平均株価、利益確定売りに押される
昨日の日経平均株価は、7.30円安の27724.80円と反落で終わりました。
前日のNY市場の続伸で買い優勢で始まったようですが、2日で700円以上上昇していた事で、買い一巡後は利益確定売りが優勢となったようです。
国内の感染拡大は織り込まれているとは思いますが、やはり景気の先行き不透明感は強くなっていると思います。