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ガソリン店頭価格、2年7ヶ月振りの高値
資源エネルギー庁が毎週公表している全国平均のレギュラーガソリン店頭価格が、先週から1.6円上昇し1 L= 154.5円となったようです。
先週、石油元売り各社が卸値を引き上げた影響が店頭価格に波及し2週連続の値上がりとなり、2年7ヶ月ぶりの高値となったようです。
5月末の世界の ETF 残高が1000兆円起こす
イギリスの調査会社 ETFGIが世界で、上場投資信託(ETF)の5月末時点で9兆2100億ドル(約1010兆円)となり、初めて9兆ドルを超えたと発表しました。
最近注目が集まっているアメリカの S & P 500に連動したETF人気が集まっているようです。
さらに株価上昇も影響があると思われます。
FOMC 終了後、FRB は物価上昇を意識
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を終え、記者会見を開きました。
現在のアメリカの急速な経済再開により消費の持ち直しや供給制約の影響が、「予想より大きかった」と述べ、今後の上昇率も「予想を上回る値が続きうる」と見通しを示しました。
これまで2%の物価上昇が安定的に続くまで金融緩和を続けると言っていましたが、今回の急速な経済回復で、出口300への意識も高まっているようです。
今後金融引き締めが行われた場合、株式市場や経済ではどういった影響があるでしょうか。
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NY 株式市場3指数ともに続落
今朝終わった NY 株式市場は3指数ともに続落。
FOMC を終え、パウエル FRB 議長が記者会見した中で、物価上昇が意識され、出口戦略が早まるではないかという警戒感が高まったようです。
平均株価は265.66ドル安の34033.67ドルと3日続落で終わっています。
株価は警戒感から続落しましたが、今後の経済活動がどれくらい上昇していくかも注目していきたいと思います
日本市場も NY 市場に牽引され
今日の日経平均株価は150.29円安の29291.01円と3営業日ぶりの反落となりました。
前日の米株式市場でハイテク株中心に売りが優勢となり、日本市場にもその流れが受け継がれたようです。
ただ国内ではワクチン接種がが加速していることが今後の経済活動の正常化への期待を高め、下値は限定的となったようです。
ただ今朝の NY 株式市場が、予想以上の物価上昇により、出口戦略が意識されていることで、日本市場にも影響がありそうです