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日経平均、悪材料重なりお幅続落
昨日の日経平均株価は、617.90円安の29,174.15円と大幅続落となりました。
アメリカでFRBが大手銀行への資本規制の緩和措置を終了する事が発表された事や、アメリカの長期金利が上昇する警戒感、国内での日銀が日経平均に連動したETF買いを止めたこと等、不安材料が多く重なり売りが優勢となりました。
ただ国内では緊急事態宣言が解除されたことや、ワクチンが国内に入ってきていること等、明るい材料もあり、今後の景気回復への期待が高まるでしょうか
2月の白物家電出荷額、5ヶ月連続で増加
日本電機工業会が発表した2月の白物家電の国内出荷額が前年同月比で16.4%増の1916億円だったようです。
増加は5ヶ月連続で、緊急事態宣言が延長されたことで、巣籠り需要が高まったようで、特に花粉症の時期で空気清浄機が好調となったようです。
その他、ルームエアコンや電気冷蔵庫、電気洗濯機など、いずれも5ヶ月連続で増加しているようです。
こういったある程度の高額商品が売れていても、マネタリーベースが増え続けているのは、これまでの消費支出が多かったのが伺えますね。
消費活動が再開されれば、どれくらいの消費が戻ってくるでしょうか
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NY市場、3指数共に上昇
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇し、ダウ平均株価とS&P500は反発、ナスダックは大幅続伸となりました。
先週末に長期金利が1.72%まで上昇していましたが、1.6%台後半まで金利が低下したことで、警戒感が緩んだようです。
コロナワクチンの臨床実験で高い有効性が確認できたことも、今後の経済の正常化に期待が高まったようです。