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1月の経常収支、6468億円の黒字
財務省が公表した1月の国際収支状況の速報値では、6468億円の黒字と79カ月連続で黒字となったようです。
ただ、黒字幅は少しずつ縮小してきているようで、債券利子の受け取りが減少しているようです。
また貿易収支は1301億円の赤字で、前年同月比からは赤字幅は縮小して生きています。
今後、世界経済が回復してきたときに、貿易収支はどれくらい戻ってくるでしょうか
2月の街角景気、4ヶ月振りの改善
内閣府が発表した、2月の景気ウォッチャー調査(街角景気)では、現状判断指数が41.3と前月に比べ10.1ポイントの上昇となり、4ヶ月振りの改善となったようです。
2~3ヵ月後を占う先行き判断指数は更に10ポイント高い51.3と判断の節目となる50を上回っているようで、今後の景気回復へ期待が高まっているようですね
日本市場、アジア株の下落で3日続落
昨日の日経平均株価は、先週末にNY市場が上昇して終わっていた事で、反発を期待しましたが、取引開始後に買いが集まったものの、アメリカの長期金利上昇への懸念やアジア株の下落が売りを誘ったようです。
121.07円安の28,741.25円と3日続落しました。
しかし、アメリカの長期金利上昇によって、ドルを買う動きが加速し、1ドル=108円台まで円安が加速しています。
今日の日本市場は、円安や3日続落の後で買いが優勢となるでしょうか
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NY市場、ダウ平均は大きく続伸
週明けのNY株式市場は、まちまちの結果となり、ダウ平均株価は続伸、ナスダックとS&P500は、長期金利上昇で株価収益率の高い銘柄が売られて反発となってしまっています
ダウ平均株価は、306.14ドル高の31,802.44ドルと大きく続伸しています。ただ、金利上昇を受け、今後も上げ下げを繰り返すでしょうか
ただ、長期金利の上昇で、ドルが買われてきていることで、債券に資金が流入すると金利が低下し、再び株に資金が戻ってくるとも見えますね