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期待から見極めのNY市場
今朝終わったNY株式市場は、前日にムニューシン財務長官の発言で期待となっていましたが、今日は逆に「主要項目を巡ってまだ隔たりがある」と伝わり、警戒感も高まったようです。
更に、経済指標で失業保険申請数や個人消費支出が良い結果となりましたが、製造業景況感ではわずかに低下するなど、まちまちな結果となっていることで、先行き不透明感が出てきたようですね。
3指数共に続伸で、ダウ平均株価は、35.20ドル高の27,816.90ドルで終わりました。
28,000ドルを目前になっていますが、追加経済対策が進展すれば28,000ドルを容易に超えてくるでしょう
また、これまでの新型肺炎による経済停滞からリバウンドはあったものの、今後、しっかりと景気回復となるか注目ですね
日銀短観、11期振りに回復
日銀が公表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業でマイナス27となったようです。
前回の6月の調査ではマイナス34で、7ポイントの改善となりました。
3カ月先の業況判断DIは大企業・製造業がマイナス17と、この先も回復基調にあると見られているようです。
東証、完全売買停止
昨日、耳を疑ったのですが、東証がシステム障害で売買停止となり、結局、終日で売買が出来なかったようです。
前日にNY市場が大きく反発していた事もあり、日本市場も買いが優勢となるように思っていましたが、その期待も失われましたね。
昨日の終値は前日の9月30日の終値を適用するようですが、今日は再開できるでしょうか。
また週末であることや、NY市場が少し弱く終わった事がどう影響するでしょうか