日銀金融政策決定会合で大幅金融緩和維持決定
注目されていた日銀金融政策決定会合が終了しました。
市場では、マイナス金利や長短金利操作(YCC)の解除なども意識しながら、金融緩和の維持を織り込んでいました。
会合後の記者会見では、マイナス金利やYCC、上場投資信託(ETF)の買い入れなどの大幅な金融緩和の維持を示しました。
ただ、安定的な2%の物価上昇に近づいているとして、今後の金融緩和解除が近くなっていることも感じる内容となりました。
日経平均、緩和維持は織り込み済みで3日振りの反落
昨日の日経平均株価は、29.38円安の36,157.57円と3営業日振りの反落となりました。
日銀が大幅金融緩和の維持を決めたことで、アメリカとの金利差が継続されることが意識されて円安・ドル高が進んだこともあり、一時は400円を超える上昇の場面もあったようですが、金融緩和維持は織り込み済みで、今後の金融緩和解除が近づいていることや足元の株高で利益確定売りも出やすくなったようで、終値では反落となったようです。
NY市場、ダウは高値後で4日振りの反落
今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は4日続伸。
ダウ平均株価は、前日の38,000ドル超えが意識されたのか、96.36ドル安の37,905.45ドルと4日振りの反落。利益確定売りが優勢となったようです。
本格化している企業決算発表も大きく売られる企業もありましたが、業績のいい企業も多く買い座さえとなったようです。
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