日経平均株価は前日のNY市場受け続伸も上値重く
昨日の日経平均株価は、82.65円高の32,926.35円と3日続伸となりました。
前日のNY市場の結果を受け、買い先行で始まり、日銀短観の業況判断の改善でも買いが優勢となったようですが、前日のNY市場が続伸はしているものの翌日のFOMCの結果を待つ様子見ムードだったことが、日本市場にも影響し上値が重くなったようです。
節目の33,000円目前ということもあったのでしょうか。今朝のNY市場がFOMCの結果を受け大幅続伸していることで、今日は33,000円を大幅に超えてくるのでしょうか。
注目のFOMCは利上げを先送り
米連邦準備理事会(FRB)が開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、アメリカの政策金利のFF金利を3会合連続で据え置いて終わりました。
経済見通しに対しては、2024年に3回の利下げの予想を示したが、市場予想の4回をけん制し、釘を刺した結果となりました。
NY株式市場、利上げ見送り受けて大幅続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に5日続伸で終わっています。
注目されたFOMCが終わり、3会合連続で利上げが見送られたことで、経済への期待が高まり買いが優勢となったようです。
ダウ平均株価は、512.30ドル高の37,090.24ドルと史上最高値を更新して終わっています。
市場では来年の4回の利下げを見通していましたが、パウエルFRB議長の会見では、来年は3回の利下げが予想され、今後の急激な利下げによるインフレの戻りを抑えることが意識されているのでしょうか。
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