10月の実質賃金19か月連続でマイナス|10月の実質消費支出8か月連続でマイナス

みなさん、こんにちは

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

10月の実質賃金は19か月連続でマイナスに

厚生労働省が発表した10月の毎月勤労統計調査で、1人あたりの賃金が物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.3%減と、19か月連続でマイナスとなったようです。

8,9月はマイナス幅が拡大していましたが、10月は縮小になりました。名目にあたる現金給与総額が前年同月比で1.5%の増加となり、22か月連続でプラスとなっていることで、ある程度物価上昇にも対応してきたのでしょうか。

今後の物価上昇の落ち着きがあれば、マイナスは解消できるのでしょうか。

10月の実質の消費支出は8か月連続でマイナスに

総務省が発表した10月の家計調査では、2人以上世帯の消費支出が301,974円と名目では1.3%のプラスでしたが、物価変動の影響を除いた実質では前年同月比2.5%減と8か月連続でマイナスとなったようです。

実質賃金同様、物価上昇が影響し消費も抑える傾向にはありますが、支出の額面は増えているようです・、食料などを抑える動きが続いているようです。

日経平均株価、急激な円高で大幅続落

昨日の日経平均株価は、550.45円安の32,307.86円と大幅に続落しました。

前日のNY市場が上昇していたことで、期待もありましたが、FRBの利上げが終了が意識されてきていることで、円高・ドル安が急伸したことが、売りを優勢としたようです。

為替相場は1ドル=144円台と、大きく円安傾向となっています。

NY株式市場は、利上げ終了意識が継続で続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。

ダウ平均株価は、65.02ドル高の36,182.40ドルで終わっています。

雇用統計が市場予想を下回る堅調な数字でしたが、FRBが再び金融引き締めを行うほどではないという楽観的な見方が広がっていたことで、利上げの終了、景気の上向きへの期待で買いが優勢となったようです。

来年からは利下げとなるという見方が増えていますが、今後の動向はどうなっていくでしょうか。

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