2月の実質賃金は減少、実質消費支出は増加|景気動向指数は半年ぶりの上昇

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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2月の実質賃金は減少、実質消費支出は増加

厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計では、1人当たりの賃金が物価変動の影響を考慮した実質で2.6%の減少と、前月の減少率よりも縮小はしたものの11か月連続で減少となったようです。

また総務省が発表した2月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出が272,214円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.6%のプラスとなりました。

プラスになるのは4か月振りのようで、行動制限がなくなり外出が増えていることや全国旅行支援など景気刺激策も効果を出しているようです。

前日、テレビを見ていると消費支出が増えているのは物価も上昇しているからというコメントがあり、誤解を与えるコメントと感じました。

実質消費支出は物価変動の影響を除いた数字なので、物価の上昇以外で支出がふえていることになります。

2月の景気動向指数、6か月振りの上昇に

内閣府が発表した2月の景気動向指数では、2015年を100とした指数が99.8ポイントと前月から2.8ポイント上昇し、6か月振りの上昇となったようです。

半導体不足が解消されてきて、自動車の生産が伸びたことが上昇に影響したようです。

機械的に作成した景気の基調判断は「足踏みをしている」と判断を3か月据え置いたようです。

日経平均株価、小幅に反発

昨日の日経平均株価は、45.68円高の27,518.31円と小幅反発で終わっています。

前日までに大きく下落したことで押し目買いが多くなったようです。

アメリカの景気指標が悪い結果が続いていますが、為替相場が円安になってきていることも安心材料となっているのでしょうか。

今朝はNY市場が休場だったため、週明けの日本市場は方向感の乏しい始まりになるのでしょうか。

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