6月の街角景気、5か月振りのマイナスに
内閣府が発表した6月の景気ウォッチャー調査(街角景気)では、3か月前と比べた現状判断指数(DI)が53.6と前月から1.4ポイントマイナスと5か月振りのマイナスとなったようです。
ただ好不況の分かれ目である50は上回っているので、まだ景気は好調と見る人が多くなっていますが、今後の見方がマイナスへ進む可能性はどれくらいあるのでしょうか。
現状判断は「緩やかに回復している」と2か月連続で表現を据え置いていますが、来月の判断が落ちないことを願います。
5月の経常収支、1.8兆円の黒字
財務省が発表した国際収支統計の速報値では、5月の経常収支が18,624億円の黒字と前月から黒字額は減少しているものの、4か月連続で黒字となったようです。
円安による渡航客の増加や輸出から輸入を差し引いた貿易収支の赤字幅が縮小したことも経常黒字に寄与しているようです。
NY株式市場、これまでの続落後に買い戻し
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。
ダウ平均株価は、209.52ドル高の33,944.40ドルと4営業日振りの反発となりました。
前日までに大幅に下げていたことで、買い戻しが入ったようですが、依然として利上げへの警戒感は高く、上値は限定的となり、34,000ドルの壁は厚かったようです。
今後の注目である、インフレ率と経済指標が期待通りのものであればいいのですが、今後の見方もさまざまになっているようです。
日経平均株価、アメリカの長期利上げ意識で5日続落
昨日の日経平均株価は、198.69円安の32,189.73円と先週から5日続落となりました。
先週のNY市場が金融引き締めの長期化により下落が続いていることで、日本市場にも警戒感が高まっているようです。
また円安傾向が続いていましたが、一転、円高・ドル安に進んだことも売り材料となったようです。
今朝はNY市場もこれまでの下落からの買い戻しがあったので、日本市場にも買い戻しがあるのでしょうか。
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