賃上げ率が平均ンで3.58%に
連合が発表した、2023年の春闘の最終集計結果が発表されました。
基本給部分のベースアップと定期昇給を合わせた賃上げ率が平均で3.58%と、前年の賃上げ率から1.51ポイントの上昇となり、29年振りに3%を超えたようです。
やっと賃上げが進んできていますが、足元の物価上昇で、実質の収入増とはなっていないことが気になります。
ガソリン価格7週連続で上昇
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が、7週連続の上昇となる1ℓ=172.5円と前週から1.5円上昇しました。前週の補助額は9.7円でしたが、再び補助額が増加傾向にあり、次週は10.1円となるようです。
9月末でガソリン補助金は終了予定で段階的に引き下げていく予定でしたが、逆に補助額も上昇傾向に。
さらに原油価格も、減産により上昇してきているようです。
NY株式市場、世界景気不安高まる
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落。
ダウ平均株価は、129.83ドル安の34,288.64ドルと4営業日振りの反落となりました。
中国や欧州で発表された経済指標が悪化したことで、世界経済への先行き不透明感が高まったことで売りが優勢となったようです。
まだアメリカの経済は堅調ですが、逆に経済が上向けばFRBの利上げが長期化することが意識され、売りが優勢となります。
インフレと経済の調整がうまくいくのでしょうか。
日経平均株価、方向感ない中で続落
昨日の日経平均株価は、83.82円安の33,338.07円と続落で終わっています。
NY市場が独立記念日で休場だったことで材料が乏しく、先日の33年振りの高値水準にきたことからの利益確定売りが優勢となったようです。
また前期比で売り上げがマイナスとなった衣服企業の売りが入り、相場を引き下げたようです。
今朝のNY市場が下落していることで、売り先行で始まりそうですが、下げていることで買い戻しも入ってくるでしょうか。
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