アメリカの雇用統計は予想以上で引き締めの長期化意識|大発会は大幅反落

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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アメリカの雇用統計は予想以上で引き締めの長期化意識

2022年11月のアメリカの雇用動向調査が発表され、非農業部門の求人件数が10,458,000件と前月の確定値よりも減少はしたものの、市場予想を上回ったようです。

金融・保険サービスや連邦政府の求人は減少していますが、ビジネスサービスや非耐久財製造業の求人が増えているようです。

大手企業の大幅リストラの話題が届いていますが、このリストラで人員の移動が起こり、経済の落ち込みが限定的となっているのでしょうか。

2022年の交通事故死者数が6年連続で最少を更新

警察庁が発表した2022年の交通事故による死者数が2610人となり、6年連続で最少を更新したようです。

要因は様々言われているようですが、コロナの影響で外出が少なくなったということも要因の一つの様です。

高齢者の事故もニュースに取り上げる頻度が上がっていますが、車の性能なども起因しているとも感じます。

ただ減少はしているものの過去2年と比べると減少幅が鈍化していることで、経済の正常化に合わせて増える可能性も拭えないのでしょうか。

NY市場、軟調に推移も間際で続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸

ダウ平均株価は133.40ドル高の33,269.77ドルと取引終了間際でプラスに転じ、続伸して終わっています。

米雇用統計が縮小はしたものの市場予想を上回ったことで、FRBの金融引き締めの長期化が強く意識され、売り先行で始まった相場でしたが、マイナスに推移していたことで、今後の景気回復への期待からの買いも入ったのでしょうか。

今後、FRBの利上げ幅が維持されるのか縮小されていくのかが注目となりますが、経済指標の落ち込みが確認できるまでは、引き締めの続くとみられるために、もどかしい相場が続くのでしょうか。

大発会は大幅反落

国内市場は昨日の4日から大発会で、取引が始まりました。

本格的な2023年の始まりとなります。兎年は跳ねるとも言われていますが、1日早く始まったNY市場が下落で終えていることから、日本市場も売り優勢の相場となったようです。

日経平均株価は、377.64円安の25,716.86円と大幅反落となりました。取引時間中には400円を超える下げもあったようです。

昨年の大発会は上昇しましたが、残念ながら今年の大発会は下落のスタートとなりました。

今年後半は、海外のインフレ抑制も落ち着いているだろうという見方がも多い中で、どういった世界経済となるのでしょうか。

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