32年振りに1ドル=147円台に
昨日、24年振りに1ドル=146円台となった為替相場ですが、やはり円安圧力が継続し、実に32年振りに1ドル=147円台となりました。
注目されていた9月の米消費者物価指数が市場予想を上回る上昇となったことで、今後のFRBの利上げペースが継続するということが強く意識されたようです。
今後は日銀の為替介入も考えられますが、まだ円安になることも考えられるでしょうか。
ガソリン価格、4週連続で値下がり
資源エネルギー庁が発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週に比べ0.4円安くなり、1ℓ=168.7円と目標としている168円台にまで下がっています。ただまだ補助金が出されているので、実際は高い状況が続いていることに変わりはありません。
オペックが原油の減産を検討していることもあり、値下がりはいつまで続くのでしょうか。さらに円安の影響も気になります。
NY市場、予想を上回る物価指数でも3指数共に反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発
ダウ平均株価は、827.87ドル高の30,038.72ドルと30,000ドルを回復して大幅反発となっています。
注目されていた9月の米消費者物価指数が市場予想を上回り、前年同月比8.2%の上昇と依然として高い物価上昇となっていることで、金融引き締めペースが継続されることが強く意識され、売りが優勢となる場面もあったようですが、売り一巡後は安値が意識され買い戻しが優勢となったようです。
年内の利上げペースが継続すると考えられる中で、今後の景気後退への不安は和らいでいるのでしょうか。
日経平均株価は、前日のNY市場の下落を受け続落
昨日の日経平均株価は、159.41円安の26,237.42円と4日続落となりました。
前日のNY市場が下落していることで、日本市場も売り優勢となったようです。ただ国内景気は全国旅行支援割が開始されているので、経済活動の回復が進んでいことも考えられます。
アメリカをはじめとする海外のインフレ抑制で、世界経済の鈍化がどれくらいになるのか注目で、日本への影響がこれからの経済正常化へどれくらいになるのかも気になります。
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