緊急事態宣言来週に解除か・ダウ平均株価、連日の最高値更新

2021.02.18

緊急事態宣言解除は来週以降へ

国内の感染拡大が縮小してきていることで、昨日、一旦週内で緊急事態宣言の解除が期待されましたが、政府は医療提供体制の逼迫が続く状況を考慮し、来週以降まで様子を見て決定する方向となったようです。

私のいる広島県では予定通り「コロナ集中対策」を21日に終了するようです。

今後は、感染者の拡大が減少し、罹患者の治療へも期待できることや昨日（2月17日）から国内でワクチン接種が始まったことで良い結果が伝わることを期待したいですね

資源エネルギー庁が発表している全国平均のレギュラーガソリン店頭価格が12週連続で上昇し、1.8円高の1ℓ=141.4円となったようです。

未だに卸値引き上げが小売価格に転嫁されているようで、11ヶ月振りに1ℓ=140円台となりました。

これまで緊急事態宣言が発令していることで、需要の減少もあると思っていましたが、卸値の引き上げの影響が長引いていますね。

今後緊急事態宣言解除への期待もあり、再び需要が戻るでしょうから当分ないのでしょうか

昨日の日経平均株価は、3営業日振りの反落となる175.56円安の30,292.19円で終わりました。

前日のNY市場がナスダックとS&P500が反落した事や、これまでの急上昇で利益確定売りが優勢となったようですね。

しかし、緊急事態宣言の解除への期待が高まってきている中で、今後の景気回復への期待も高くなっているでしょうから、買い戻しの可能性もあるのでしょうか

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は、アメリカの長期金利が高くなっていることで、売りが優勢となり続落。

ダウ平均株価は、緊急緩和が長期化するという見方が強く、前日に過去最高値を更新しましたが、まだ期待が高い様で、90.27ドル高の31,612.95ドルと過去最高値を更新して続伸しています。

長期金利が高まっているという事は、債券市場の資金が流出しているということで、株価への高値警戒感も出てきやすくなるのではないでしょうか