米消費者物価指数が市場予想を上回り8.3%|NY株式市場は金融引き締めへの警戒感が戻る

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広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

米消費者物価指数が市場予想を上回り8.3%

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注目されていたアメリカ労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で8.3%の上昇となったようです。

ガソリン価格の上昇が一服し2か月連続で伸び率は縮小ましたが、市場予想の8.0%より上回りました。

価格変動の大きいエネルギーと食品を除く指数では6.3%の上昇率となり、前月から拡大したようです。

NY株式市場は金融引き締めへの警戒感が戻る

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今朝終わったNY株式市場は、3指数ともに大幅反落、ナスダックは5%を超える下落となっています。

ダウ平均株価は、1276.37ドル安の31,104.97ドルと4%に迫る3.9%の下落となりました。

米消費者物価指数が前月から縮小はしたものの市場予想を上回り、FRBの金融引き締めが大きくなることが意識され、売りが加速したようです。

現在の利上げ幅が0.75%を確実視していましたが、1%の利上げも視野に入り、最終利率は4%を超える可能性も出てきたようです。

アメリカをはじめとする海外のインフレはやや鈍化しているものの、依然として高インフレとなっていることで今後の世界的な金融引き締めによる景気後退がどれくらい起きるのか注目です。

日経平均株価、様子見も強かったが前日のNY市場の結果を受け続伸

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昨日の日経平均株価は、72.52円高の28,614.63円と4日続伸となりました。

前日のNY市場が続伸していたことを受け、日本市場にも買いが優勢となったようです。しかし、アメリカの消費者物価指数発表を前に様子見ムードが広がって、上げ幅は限定的でした。

今朝のNY市場が、市場予想を上回るCPIが発表され、大きく反落したことを受け、日本市場も売りが優勢となりそうです。

今後はFRBの利上げ幅の発表まで利上げペースの拡大への警戒感が高まりそうです。

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