米中の対立に緊張感、世界情勢に不安
世界情勢に不安が高まっているように感じます。
先日から台湾と中国の関係がペシロ米下院議長の台湾訪問により、さらに悪化しました。
中国のアメリカに対する態度が硬化。訪問に合わせて軍事演習を行ったようです。
現在は、ロシアとウクライナの交戦もあり、世界大戦を臭わせる不安を感じます。
この地政学リスクによって、今後の経済への影響も大きくなってくるのでしょうか。
米FF金利、次回会合では0.5%となるか
シカゴ連銀のエバンス総裁が朝食会で9月に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ幅に対して、「0.5%が妥当だ」という発言をし、次回会合の利上げが減速となりそうです。
ただ、今後のインフレの上振れとなれば、再び異例の0.75%となると可能性にも言及しました。
ただ現状の政界情勢を見ると、少し緊張感が高まり経済が冷え込む可能性も出てきているようにも見えます。
NY市場、米中対立の緊張感高まる
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落となりました。
米下院議長が台湾を訪問したことに対して、中国が対抗姿勢を見せたことで、株式市場にも緊張感が高まりました。
ダウ平均株価は、402.23ドル安の32,396.17ドルで終えています。
今年に入り、ロシアとウクライナの交戦で緊張が続く中、台湾、中国の関係にアメリカも入り、さらに緊張が高まります。
これで中国が侵攻となってしまうと、世界大戦の可能性もと考えてしまいます。
日経平均株価、米中関係や円高で反落
昨日の日経平均株価は、398.62円安の27,594.73円と大幅反落となりました。
前日のNY市場の反落の後もありますが、台湾と中国の問題にアメリカが関与したことで、中国の態度が硬化し緊張感が高まりました。
またアメリカの金利が落ち着いてきていることで、円高が進んだことで売りも出たようです。
これからの世界情勢によっては、今年の経済の正常化は先送りとなりそうなのでしょうか。
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