大企業景況感、製造業と非製造業で差が|株式市場は金融引締めの緊張感高まる

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

大企業景況感で、製造業と非製造業で差が

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財務省と内閣府が調査発表した4~6月期の法人企業景気予測調査では、大企業全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス0.9と2期連続で、マイナスとなったようです。

さらに大企業のうち製造業はマイナス9.9と大きくマイナス、非製造業はプラス3.4と製造業と非製造業で差が出たようです。

また中長期業の全産業はマイナス14.8と厳しい状況が続いていることも分かります。

NY株式市場、前週末から大幅続落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に大幅続落。世界の市場でも警戒感が高まっているようです。

ダウ平均株価は、876.05ドル安の30,516.74ドルと前週末にも880ドル下げましたが、下落幅変わらず金融引締めへの警戒感が高いのが分かります。

株価下落だけではなく、債券価格も急落し、米長期金利が急上昇して、約11年振りの高水準となったようです。

9月までの利上げペースの0.5から、年後半は利上げペースが鈍化するという見方があったものの、インフレペースが変わっていない事で、年後半は利上げペースも維持されるか0.75になるという見方も広がり、景気後退に意識されているようです。

日経平均、前週末のNY市場の流れを受けて大幅続落

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昨日の日経平均株価は、前週末のNY市場の大幅続落を受けて、836.85円安の26,987.44と大幅続落となりました。

国内の企業景況感は全業種でマイナスとなっていることで、今後の景気鈍化も意識されていますが、アメリカの利上げが強く意識されて為替相場も円安が進んでいることで、買われる業種も出るとは思いますが、今朝のNY市場も大幅続落となっていることで、値ごろ感からの買い以上の売りが優勢となるのでしょうか。

これだけの下落が続くと投げ売りも出てくる可能性もありそうです。

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