1月の実質賃金、前年同月比0.4%増で5ヶ月振りの増加
厚生労働省が調査している毎月勤労統計調査で、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%増となり、5ヶ月振りの増加となったようです。
名目賃金となる1人あたりの現金給与総額が前年同月比0.9%増の274,172円と2ヶ月振りに増加し、ボーナスや特別に支払われた給与が7.6%増と、実質賃金の増加に寄与したようです。
2月の街角景気、悪化幅拡大
内閣府が発表した、2月の景気ウォッチャー調査(街角景気)では、現状判断指数のDIが前月比で0.2ポイント低下し37.7と2ヶ月連続で悪化しています。
新型コロナウィルスの変異ウイルスの感染拡大により、行動制限も長期化していることで、景気回復への鈍化が意識されていたのでしょう
3月もまん延防止等重点措置の延長された地域もあり、多少の改善はあるかも分かりませんが低い水準が続くでしょうか
日経平均株価、1年4ヶ月振りに25,000円割れ
昨日の日経平均株価は、3営業日続落となる430.46円安の24,790.95円と依然としてウクライナ情勢の悪化がリスク回避となったいるようです
またガソリン価格の上昇も意識され、今後の景気後退も強く意識されるようになっています
まずはウクライナとロシアの問題が解消することが大切になっています
NY市場、スタグフレーション意識で続落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落
ダウ平均株価は、184.74ドル安の32,632.64ドル32,500ドルも意識するくらいの下げとなりました。
バイデン米大統領がロシアからの石油や天然ガスの輸入を禁止すると発表したことで、インフレが更に加速すると意識され、インフレと景気後退のスタグフレーションへの警戒感が高まったようです。
緊迫するウクライナ情勢ですが、早く終息することを願うばかりです。
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