IMF世界経済見通し、5.9%に下方修正
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しの改定値で、2021年の実質成長率の見通しを5.9%と前回の予測から0.1ポイント下方修正したようです。
新型コロナウィルスの感染再拡大が影響し、成長の下振れリスクを指摘しています。また急速な高インフレが長引く可能性に対しても警戒感を高めたようです。
今後の感染者数と経済活動の正常化による高インフレ懸念で判断が難しくなっていますね
9月の企業物価指数、前年比6.3%増!
日銀が9月の国内企業物価指数を発表しました。2015年を100とし106.4と前年同月比では6.3%の上昇となったようで、前月からも0.3%の上昇
市場予想が前年比5.9%と、市場予想を上回っています。
輸入物価は31.3%と大きくなっていて、今後のコストプッシュ・インフレが気になりますね
NY市場、成長率下方修正で3指数共に続落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落。
ダウ平均株価は、117.72ドル安の34378.34ドルで終わっています。
IMFの世界経済見通しでアメリカの成長率を前回の7.0%から1.0ポイント下げ6.0%と大きく下方修正した事が、売りを誘ったようです。
日経平均株価、4日振りの反落
昨日の日経平均株価は、267.59円安の28230.61円と4日振りの反落となりました。
前日のNY市場が3指数共に下落した流れを素直に引き継いだ形となりました。
前日は円安により輸出関連株に買いが入りましたが、昨日は資源価格の上昇によるインフレへの不安が高まったようですね。
日本はまだ経済活動が大きく回復してきていない中で、再び世界の景気鈍化に対する不安の影響が出てくるでしょうか
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