マネタリーベース過去最高を更新・FRBが投資加熱に警鐘

みなさん、こんにちは

ライフプランに対して、キャッシュフローを作成し、問題点を洗い出し、改善点のアドバイスや資産運用、保険見直し、住宅ローン見直し、終活に関する相談、節約術など総括的にプランニングします。

夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

4月のマネタリーベース、2016年7月以来の伸びで過去最高を更新

日銀が発表した4月の資金供給量(マネタリーベース)の返金残高が前年同月比で24.3%増となる644兆8961億円となったようです。

月末の残高も655兆4570億円と過去最高を更新しています

世界中にお金が溢れている状態となっているようで、今後がどんな展開となるのか注目です

 

 

投信残高、運用成績が好調で150兆円突破

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投資信託協会が公表している1989年以降の投資信託概況では3月末時点で151.01兆円となり、5ヶ月連続で過去最高を更新したようです。

前年同月比で44.61兆円増えていて、流入もあるようですが運用成績が貢献しているようですね。

特に昨年のこの時期は急落した後という事もあり、前年で比べると大きな伸びとなりますね

 

 

FRBの報告で、投資加熱に対して警鐘を鳴らした

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米連邦準備理事会(FRB)が金融安定性報告(FSR)の中で、資産価格の急落につながるリスクに警鐘を鳴らしたようです。

株式などリスク資産は期待される収益や過去水準と比べて高くなっていると指摘し、急落局面に対して「脆弱であるかもしれない」と警戒されているようです。

今後の経済回復へは期待できるでしょうが、株式市場では過熱感が否めないので、暴落の可能性も否めないかも分かりません

 

 

3月の給与総額、13ヶ月振りの0.2%増

厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査では、3月の1人あたりの現金給与総額が前年同月比で0.2%増加し、282,164円となったようです。

上昇は2020年2月以来の13ヶ月振りのようで、前項に書いたマネタリーベースが上昇している中で、緊急事態宣言も延長され、さらに資金供給量が増えていきそうですね

また消費者物価指数は下落している事から、実質賃金は名目賃金よりも高い上昇率となり、0.5%の上昇となり、実質賃金では2ヶ月連続で上昇となったようです

 

 

NY市場、雇用統計が好調で3指数ともに続伸

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今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。

ダウ平均株価は229.23ドル高の34,777.76ドルと連日で過去最高値を更新しています。背景には雇用統計が市場予想を大きく上回っている事があるようです。

また米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和の長期化へも期待が高まったようです

ただ、FRBは投資加熱に警鐘を鳴らしています。今後の投資家や中央銀行などの対応も注目となりそうです

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日経平均株価、横ばいながら続伸

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昨日の日経平均株価は、26.45円高となる29,357.82円で終わりました

緊急事態宣言の延長や感染者数の増加で売りも多く入ったようです、前日のNY市場が上昇したことで、海外の経済回復への期待が高まったようです。

今朝のNY市場が続伸となりましたが、日本市場は週明け相場にどう影響するでしょうか

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