基礎年金受給額の底上げ|アメリカの消費者物価、鈍化で市場予想上回る

時事

2024.10.11

目次

政府が衆院選の公約で基礎年金受給額の底上げ

衆議院が解散され選挙が始まりますが、自民党は政権公約を発表。

以前から議論されていた、基礎年金受給額の底上げを上げています。

基礎年金の受給水準が減少する可能性が高い中で、年金納付年齢を伸ばすことや年金額を引き上げることなどが入っているのでしょうか。

年金額は高くなる可能性はありますが、現役世代の給与額や物価上昇率で比べると水準は目減りしてしまう可能性もあり、所得代替率で考える必要があります。

アメリカの消費者物価が市場予想を上回る

注目されていたアメリカの消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.4%の上昇となり、前月の2.5%から わずかに鈍化しました。

市場予想では2.3%となっていましたが、市場予想よりは上回り、まだインフレ抑制が緩やかになっているようです。

NY株式市場、3指数共に反落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落で終わっています。

ダウ平均株価は、57.88ドル安の42,454.12ドルと3営業日振りの反落となりました。

経済指標の結果を受けて、利益確定売りなどが広がったようですが、経済の底堅さも意識されて下値は限定的となったようです。

ただ11月のFRBの利下げもあると考える流れは続いているようです。

日経平均株価、円安進み続伸

昨日の日経平均株価は、102.93円高の39,380.89円と続伸して終わっています。

前日のNY市場が3指数共に続伸したことや、為替相場が1ドル=148円台後半に進んだこともあり、買いが広がったようです。

ただアメリカの消費者物価指数の発表を前に手控えムードも広がり、上値は限定的となったようです。

今朝のNY市場が反落していますが、円安もあり、売買交錯するのでしょうか。

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