日本の最低賃金は国際的に不十分|アメリカのサービス業景況感が高水準に

時事

2024.10.04

中央最低賃金審議会が最低賃金「十分ではない」

厚生労働省の諮問機関の中央最低賃金審議会の藤村会長がイベントに出て、国際的に見た日本の最低賃金の水準は「十分ではない」と発言したようです。

石破新首相も、最低賃金を1500円に引き上げる時期をこれまでから、短縮させ2020年代に実現すると発言、あと6年以内に最低賃金を1,500円を目指しているようです。

9月の米サービス業景況感が高水準に

アメリカの経済が注目されていますが、米サプライマネジメント協会(ISM)が9月の非製造業(サービス業)景況感を発表。

54.9と前月から3.4ポイント上昇し、2023年2月以来の1年7カ月振りの高水準となったようです。

市場予想も上回り、景気が上向いてきていると感じる人が増えているのでしょうか。

NY市場、中東情勢の激化で3指数反落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落。

中東情勢が激化していることを受け、地政学リスクへの不安が高まっているようです。

ダウ平均株価は、184.93ドル安の42,011.59ドルで終わっています。

産油国での紛争で、今後の原油価格への不安も高まり売りが広がったようです。

日経平均株価、円安やハイテク株買いで大幅反発

昨日の日経平均株価は、743.30円高の38,552.06円と大幅反発で終わっています。

前日のNY市場が反発したことやハイテク株が買われたこと、為替相場が1ドル=147円台まで円安が進んだことで幅広い銘柄に買いが入ったようです。

足元の相場を見ると、大きな幅で動いていると感じます。

今朝のNY市場が中東情勢の激化を受けて、反落していることを受けて、利益確定売りも入り、今日は軟調な相場となるのでしょうか。

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