ガソリン価格が補助額減少で3週連続上昇
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が、前週から0.1円高くなり、1ℓ=174.7円と3週連続で上昇しました。
円高に振れたことなどで、原油価格は下落でも補助額も減少していることで、価格が上昇しているのでしょうか。
サウジアラビアが原油を増産に転換
原油産出国である、サウジアラビアが主導するOPECプラスが、これまで減産姿勢をとってきましたが、減産で原油価格を下支えするよりも、市場に供給するという方針転換をしたようです。
これで12月は増産するようで、今後の原油価格やガソリン価格は下落していくでしょうか。
NY株式市場。中国の景気刺激策を受けて3指数共に上昇
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。
ダウ平均株価は、260.36ドル高の42,175.11ドルと反発して終わっています。
新規失業保険申請件数が発表され、市場予想の223,000件を下回る218,000件だったことで、労働市場が底堅いことが意識されたほか、傾向後退が懸念される中国で景気刺激策がとられることが伝わるとさらに買いが広がったようです。
ハイテク株の比率の高いナスダックは依然として買いが継続して、4日続伸で終わっています。
日経平均株価、4桁の大幅上昇で反発
昨日の日経平均株価は、1,055.37円高の38,925.63円と39,000円の壁は超えませんでしたが、大幅に反発しました。
前日のNY市場で半導体株が買われていたことで、日本市場でも半導体株が買われたほか、為替相場が円安に進行したことを受け、輸出関連株の買いが広がったようです。
今朝のNY市場が上昇していることで、日本市場も買いが先行するのでしょうか、39,000円を目前に前日の大幅高で利益確定売りに押されるのでしょうか。