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9月の実質GDP、前月比で2.1%減少

日経センターが調査した9月の実質国内総生産(GDP)が、年換算で525兆5540億円と前月から2.1%減少したようです。
減少は2ヶ月連続と景気後退を感じさせますが、半導体不足など世界的な材料不足などで減産が影響しているのでしょうか
自動車の減産で輸出が6.4%と大きくGDPを押し下げています。
9月の景気一致指数、市場予想と一致

内閣府が発表した2015年を100とした9月の景気動向指数の速報値では、景気の現状を示す一致指数が前月比で3.8ポイント低下し、87.5となったようです。市場予想の中央値も3.8ポイント低下と市場と一致しているようです。
内閣府の基調判断は前月の「改善」から「足踏み」と下方修正されました。10月は国内の経済活動が再開されてきていることから上方修正もあり得るでしょうか。
日経平均株価、前週のNY市場後でも続落

先週末NY市場が連日で過去最高値を更新していることで、週明けの日本市場にも期待していましたが、昨日の日経平均株価は、104.52円安の29507.05円と先週から続落となりました。
買い先行で始まったようですが、決算発表が本格化している中で建設業の決算が悪い内容だったことで建設株に売りが入ったようです。
ただ今日から冬時間の取引となったNY市場は今朝も続伸して過去最高値を更新していることで、今日も買い先行となるでしょうか
3万円の壁が厚くなるか、あっさり突破できるか注目ですね
NY市場、僅かながらも3指数共に続伸

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸し、連日で過去最高値を更新しています。
引けにかけてナスダックは一時反落していましたが、続伸で終わっています。
ダウ平均株価は、104.27ドル高の36432.22ドルと続伸。米議会の下院が1兆ドル規模のインフラ投資法案を可決したことで期待が広がったようですね。
ここまで続伸が続き、連日で過去最高値を更新していますが、実質経済の正常化はまだ続くと個人的には感じています。市場がどこまで織り込んでいるのでしょうか