日経平均株価1000円近くの下落・中国でも高齢化が進み成長鈍化

時事

2021.05.12

日経平均株価1000円近くを大きく反落

昨日の日経平均株価は、909.75円安の28,608.59円と、4営業日ぶりに大幅に反落しました。

前日のNY市場で、長期金利の上昇を受けハイテク株が売られた影響が、日本市場にも受け継がれなようです。

これまでハイテク株が好調だったこともあり、下げ幅も大きくなっているのではないでしょうか。

今朝終わった NY株式市場も大きく下落しており、今日も期待できないでしょうか

 

 

中国にも高齢化が進み成長鈍化

中国国家統計局が11日に発表した2020年の国勢調査で、中国の65歳以上の人口が全体の13.5%になったようです。

今年2021年には14%を超え国際水準で見た高齢社会に突入するようです。

開花が進むにつれ日本と同様に働き手が減少し社会保障負担が増大、中国の経済成長の限界に近づきつつあるという見方はされていました。

 

 

FRB は物価上昇しても雇用鈍化で忍耐の時

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米連邦準備理事会(FRP )のブレイナード理事は、アメリカの物価上昇率が4月、5月に前年の低迷の反動などで高まるとした上で、インフレの加速は「一時的」との認識を改めて強調したようです。

4月の米雇用統計が市場予想を下回ったことで、粘り強く金融緩和を続ける姿勢を示したようです。

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NY株式市場、3指数ともに続落

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今朝終わったNY株式市場は、3指数ともに続落。

ダウ平均株価は473.66ドル安の34,169.16ドルで終わりました。

急速な景気回復が期待できますが反動でインフレ懸念が高まり金利上昇観測へとつながったようです。

また穀物などの価格上昇もリスク回避につながったようです。

FRB はインフレを一時的なものとして容認して金融緩和を続けるようですが、市場は果たして今後どう見ていくでしょうか

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