広島医師会「医療崩壊始まっている」・20年度成長率マイナス5.6%

時事

2020.12.19

広島医師会、医療崩壊に警鐘

広島市医師会と広島県医師会が、新型コロナウィルスの感染が広島でも拡大していることを受けて、記者会見を開いたようです。

広島医師会の会長は「緊急の受け入れや手術に支障が出ている。医療崩壊が始まっている」と危機感を強めました。

17日時点で確保されている病床数が332床に対して入院患者数が210人と使用率が6割を超えているようです。

継承者向けの宿泊療養施設は210室あり69人が滞在、療養先が決まっていない軽症や無症状の患者が600人超えとなっているようです。

年末年始、忘年会や新年会も自粛が多くはなっていますが、買い物などで出かけることも増えると思いますので、注意が必要ですね。

 

 

NEEDS、実質成長率予測マイナス5.6%

総合経済データバンク「NEEDS」が日本経済モデルに内閣府が12月8日に公表した2020年7~9月期の国内総生産(GDP)の2次速報値を織り込んだ予測で、20年度の実質成長率マイナス5.6%となったようです。

2021年度は4.5%の見通しとなっています。

今年のコロナショック後の実質成長率予測が相当落ち込んでいましたが、夏以降の景気回復でマイナスも縮小されてきています。

反面、新型コロナウィルスの感染が長期化することになり、2021年度の成長率は大きく伸びる可能性も低くなっているのでしょうか。

 

 

11月全国消費者物価4ヶ月連続下落

総務省が11月の全国消費者物価指数を公表しました。

生鮮食品を除く総合指数が101.2と前年同月比0.9%の下落となったようです。下落は4ヶ月連続となったようです。

ただ5年前の2015年を100としているこの指標ですが、これだけ消費が落ち込んでも物価は5年前よりも上昇していることが分かります。

来年に向けて、世の中にお金が溢れている状態となっていることで、物価の急激な上昇となることも可能性があるかも分かりませんね

 

 

週末、利益確定売り優勢の日本市場

昨日の日経平均株価は、小幅に反落となりました。

43.28円安の26,763.39円と3日振りの反落。

国内の新型コロナウィルスの感染者数の増加や感染拡大による景気低迷が売りを誘ったようです。

円高への警戒感も多少あったのでしょうか。

前日のNY市場高や金融緩和は大きなサプライズとはならなかったようです。

 

 

NY市場、利益確定売りと追加経済対策への不安

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落となりました。

前日に3指数共に過去最高値を更新したこともあり、利益確定売りも優勢となったようですが、追加経済対策がなかなか進展しない事で先行き不透明感も高まっているのでしょうね。

週末ではありますが、追加経済対策の合意があるのか週明けへの影響は大きいでしょうね。

今後はワクチンの効果が明らかになってくると思われ、期待できるものなのか注目です。

 

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