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75歳以上の医療費、年収200万円以上から2割負担
菅首相と公明党の山口代表が都内で会談し、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる対象を年収200万円以上にすると合意したようです。
現在は、年収383万円以上の人は3割負担で、383万円未満の人は1割負担でしたが、負担が増えることになりました。
75歳以上の人で年収200万円以上の人は23%にあたり、現役世代の負担減は880億円になる見通しのようです。
今後も高齢者の負担が増える可能性は高まると思われますので、早めの準備は必要かも分かりませんね。
11月のマネーストック、伸び率・残高ともに過去最高
日銀が発表した、11月の通貨供給量(マネーストック)の速報値では、現金、銀行などの預貯金のM3が月中平均残高が前年同月比で7.6%増の1476兆1000億円だったようです。
今回、伸び率と残高ともに統計開始以降で過去最大となったようです。
11月は投信の伸び率が少し減少した事で、現預金の増加分が増え、残高も過去最大となったようです。
使うお金があっても使う場所がないということもあるのでしょう。
新型コロナウィルスが収束すれば、一気に消費へ回るでしょうか
ガソリン価格、3週連続で上昇
資源エネルギー庁が発表した7日時点の全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週に比べ0.8円高い1ℓ=134.2円となったようです。
石油元売り各社の卸値の引き上げが小売価格に転嫁されていることが3週連続の上昇につながっているようです。
今後、年末に向けてもガソリンの需要が高まるか気になりますが、卸値の引き上げの影響がいつまで続くでしょうか
日経平均株価、大幅反発
昨日の日経平均株価は、350.86円高の26,817.94円と4営業日振りに反発となりました。
1991年4月17日以来の高値で終わっています。
イギリスで新型コロナウィルスワクチンの接種が始まったことで、景気への安心感が広がった買いが優勢となったようです。
しかし、接種が始まりましたが、激しい副作用が起きている人も出ているようです。
今後もワクチンの状況なども注目ですね
NY市場、利益確定売り優勢
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落となっています。
これまでハイテク株を中心に買われていて、高値警戒感も出てきているようで、売りが優勢となったようです。
ダウい平均株価は、105.07ドル安の30,068.81ドルと30,000ドルは維持したものの、売りが優勢となりました、ただ、引けにかけては多少の買い戻しもあったようです。
追加の経済対策についても協議の進展が見られない事で、リスクオンムードが引けているようです。
アメリカでもワクチンの接種が近く始まると思われますが、今後はまだ景気回復期待が戻ってくるでしょうか